僕が ”FUJIFILM” のカメラを使う理由。

COLUMN

どうも、FUJIFILMいいぞぉおじさんの @1ch_don)です。

今回、カメラ沼職人の しむさん(@46sym) が企画した【2nd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calender 2019 に乗っかることができたので、沼らしい記事を書いていこうと思います。

「カメクラ沼へ誘う Advent Calender 2019」とは?

カメラ界隈の沼の住人が 12/1 からクリスマスの12/25 までリレー形式で、カメラや写真関係の記事をアップしていくという何とも恐ろしい沼企画。

他の記事も気になる方は、下記のハッシュタグからアクセスしてみてください。

#カメクラの沼カレ2019】へ

このブログはFUJIFILM要素全開で運営していますし、僕自身も自称 ”FUJIFILMいいぞぉおじさん”なわけですが、
今回は、僕がFUJIFILMのカメラを使う理由についてを記事にしました。

僕のFUJIFILM愛を込めていると、なかなか長い記事になってしまいました。お時間のある時にでも読んでいただければ。

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僕が ”FUJIFILM” のカメラを使う理由

カッコいい。

そう、FUJIFILMのカメラはカッコいい。これに尽きる。

よく ”クラシカル” と形容されることが多いけど、クラシカルでありながら近代的な高級感や塗装の質感も評価されるべきだと思っています。

正直、僕はカメラの性能とかはほとんど抜きでFUJIFILMのカメラを使っています。僕以外のFUJIFILMユーザーでも、デザイン重視で使用している人も多いんじゃないかな?

性能を重視するなら同価格帯でフルサイズセンサーを積んだカメラが変えちゃうし、レンズラインナップもそっちの方が豊富だったりする。(SONYのEマウントとかね)

それでもFUJIFILMのカメラを使うのは、繰り返しではあるけど ”カッコいいから”。

じゃあ、カメラがカッコいいとどういうメリットがあるかと言うと、「所有している満足感」と「カメラを構えた写真が映える」という点。

FUJIFILM信者の中では、窓際に置かれたカメラを眺めるだけでニヤニヤする人がいたり、カメラを撮るためのカメラを買ったり、カメラに対する愛が素晴らしい人が多い。

僕自身、写真を撮るわけでもないのに防湿庫からカメラを取り出して、バッテリーの抜かれた電源も入らないカメラを構えて ”ええなぁ~” とか思ったりしている。←ヤバいやつ

今まで所有したカメラではこんなことは無かったけど、FUJIFILMのカメラを手にしてからは「趣味はカメラ」の中に ”写真を撮るのが好き” というだけでなく、”カメラ自体が好き” という要素も含まれるようになってきました。

これはFUJIFILMのカメラがカッコ良過ぎて、所有満足度が高いからだと思う。

それと、カメラがカッコ良いとカメラを構えた写真も映えます。

カメラ単体のカッコよさもさることながら、我ながら構えている姿も様になっている(と思う)。
X-H1カッコいい。ボディが比較的大きいから、THEカメラを構えてるって感じ。

似たような写真を連投しちゃったけど、X100Fもカッコいい。構えてるだけでオシャレになれるカメラです。

X-T30だって、コンパクト過ぎてほとんど手で隠れちゃうけど、可愛くてカッコいいカメラ。

こちらは友人のX-T3。構えてないけど、持ってるだけでもカッコいい。レンズフードが角型なのも最高。カメラも首から掛けたり、手に持ったりするから、実質アクセサリー。

とりあえず、カッコ良過ぎるので、みんなもFUJIFILMのカメラを買った方が良い。

操作性が良い。

FUJIFILMのカメラは、撮影時の設定など操作性が抜群に良いです。

ボタンやダイヤルの配置にはどのメーカーも特徴がありますが、FUJIFILMは他メーカーと違って ISOダイヤル や シャッタースピードダイヤル、フォーカス方式の変更レバー、(レンズの)絞りダイヤル などが独立していることが特徴です。
電源を入れてない時でも設定を変えられるし、これマジで便利なんです。

また、他メーカーの高性能ミラーレスではコンパクトなボディにいろいろ詰め込んだ結果、背面のボタン配置とかがおしくらまんじゅう状態のことが多い。
それに対して、FUJIFILMの場合はいたってシンプルな配置でポジショニングも完璧。

上の写真はX-H1だけど、他の富士機でも然り。
カメラを構えた状態でも指の求める先に欲しいボタン・ダイヤルがあるので、ほんと設計者を称えたい。

レンズの使い勝手も素晴らしい。
FUJIFILMのレンズにはほぼすべてのレンズに絞りダイヤルが搭載されていて、一部のレンズにはAF-MFの切り替え機構も搭載されています。

レンズ側の絞りリングは他のメーカーも採用していることがあるけど、一部の高級ラインナップだけだったりするし、ここまで統一されて搭載しているのはFUJIFILMくらい。

FUJIFILMの操作性は、基本的にオートで撮る人にとっては魅力は少ないかもしれないし、初心者には少しややこしく感じるかもしれません。
ですが、僕みたいにマニュアルで撮ることが多い人にとっては一度使うと離れられない操作性ですし、ダイヤルをカリカリすることでさえ楽しく感じてきます。

とりあえず、写真を撮るのが楽しくなる使い心地なので、みんなもFUJIFILMのカメラを買った方が良い。

レンズラインナップが良い。

FUJIFILMには、SIGMAとかTAMRONといったサードパーティー製のレンズラインナップがほとんどありません。

高性能で純正と比較してリーズナブルに購入できる上記メーカーのレンズラインナップがあると良いなぁと思うことはありますが、
FUJIFILMは純正レンズ自体のラインナップが豊富なので特に問題ありません。

そもそも純正レンズがそこまで高価じゃないので、相当コスパの優れたサードパーティー製レンズでも無い限りは純正レンズの独擅場でしょうが。

レンズロードマップを見たらわかるように、単焦点レンズからズームレンズまで豊富にラインナップされています。

特に単焦点レンズは、同じ焦点距離でも開放F値やAF性能が違うラインナップもあり、使用用途に合わせてレンズを選ぶこともできます。

いくつか神レンズと称されるレンズもあり、「XF56mm F1.2 R」なんてコンパクトでありながら、開放F値がF1.2という大口径で描写力もヤバいです(何で今持ってないんだろ)。

レンズ自体のデザインも良く、渋く黒光りする金属製の鏡筒のカッコよさは他メーカーのレンズがダサいとさえ感じてしまうレベル。

いろいろレンズは試してきましたが、どのレンズもハズレが無くてあれもこれも欲しくなります。いやー、沼が深い。

#ありがとうXF90mm」なんていう、レンズにもタグが作られるほどFUJIFILMのレンズは愛されています。僕も乗っかりたい所存。

とりあえず、デザイン・描写ともにめっちゃ良いのが揃っているので、みんなもFUJIFILMのカメラ持ってなくてもレンズだけは買った方が良い。

カメラ・カラーラインナップが豊富。

FUJIFILMはカメラ自体のラインナップも豊富だし、カメラ毎のカラーラインナップも優秀。

FUJIFILMのカメラは大きく分けて、「Hシリーズ」「Proシリーズ」「Tシリーズ」「Eシリーズ」「T2桁シリーズ」とあります(いくつかのシリーズは後継機が出るか不安だけど…)

一応、フラッグシップ機とエントリー機として分類することもできるけど、上記のカメラは世代毎で同じセンサーを積んでいるので、
エントリー機だからと言って画質に妥協しなくていいのがFUJIFILMの良いところ。

手振れ補正の安定感と安心感が欲しければ「Hシリーズ」、撮る楽しみを重視したいなら「Proシリーズ」、性能と取り回しの良さのバランス重視なら「Tシリーズ」、コンパクトなものが欲しければ「Eシリーズ」や「T2桁シリーズ」。

カメラが違っても撮れる写真の画質が変わらないので、デザイン重視だったり、使い勝手重視だったり、ユーザーの好みでカメラを選べるのは◎。

また、いろいろなカラーがカメラ毎にラインナップされているのも良き。

カメラといえば ”黒いボディ” なので、他メーカーだとベーシックなブラックしか選択肢がなかったりするけど、FUJIFILMのカメラはシルバーとかがあるし、塗装の質感も安っぽくないのがすごい。

実は、ずっと「X-T3」のシルバーが欲しかったりする。これ、カッコ良過ぎない?

僕が使用している「X-T30」もブラックだけでなく、シルバーとチャコールシルバーがあったりする。

最近で言うと、「X-Pro3」なんかは今までのシリーズでも好評だったシンプルなブラックに加えて、”DRブラック”と”DRシルバー” なんていう渋すぎる色までラインナップされましたね。

公式サイトより

(あぁ、X-Pro3欲しい…)

豊富なラインナップとカラーから自分の使いたい物を選ぶ。なんとロマンのあるメーカーでしょうか。

とりあえず、いろいろ種類あるから、みんなもレンズ持ってなくてもFUJIFILMのカメラは買った方が良い。

たまにぶっ飛んだことをする所が好き。

FUJIFILMさんね、たまにぶっ飛んだことするんですよ。

さんざん搭載しないって言ってた手振れ補正をX-H1に積んだり、APS-Cで勝負するんじゃいと言いつつGFXとかいうフルサイズ越えのセンサー積んだカメラ作っちゃうし、X-T30でDパッド(十字キー)を廃止したり、X-Pro3でHidden LCDとかいう謎ディスプレイ仕様にしたり。

もちろん、FUJIFILMユーザーからすれば賛否両論あるわけだけど、メーカーとしていろいろ挑戦している姿勢は個人的には好印象。

実際、X-H1の手振れ補正にはめちゃくちゃ助けられてるし、X-T30のDパッド廃止だって背面がシンプルになって使いやすい。

他のメーカーと比べても、最も挑戦的なカメラの作り方してるんじゃなかな~と思っているし、評価したい。

時代とともに性能が進化するのも大事だと思うけど、たまに変化球を投げてくるのもユーザーを魅了し続けるポイントなのかもしれません。

なんだかんだ言って、そのうちフルサイズのセンサーも作ってくれるんじゃないかなと淡い期待を抱いていたりするので、FUJIFILMさんには頑張って欲しい。

あえてAPS-C。

FUJIFILMのカメラが搭載しているセンサーは基本的に「APS-C」という規格です(GFXシリーズを除く)。

同価格帯・サイズ感でフルサイズセンサーを積んだミラーレスが普及している中、APS-Cというセンサーサイズは完全にディスアドバンテージ。

僕も一度はフルサイズセンサーを積んだカメラを使いましたし、入門的にAPS-Cを使って最終的にはフルサイズっていうのが当然の流れだと思っていました。

でも、今となってはAPS-Cというセンサーサイズにロマンがあると思っています。

そのきっかけとなったのが、タクチャソさんという方が書かれている「No.26」というブログ。

No.26
生活とか写真とか音楽とか?あと美味しいもの?

どういう経緯で見つけたかは忘れたけど、XF56mmのレビュー を見て衝撃を受けたのは覚えてる。写真を撮るのに、センサーサイズってあんまり関係ないんだなぁと思いましたね。

語弊があることを承知の上で言うと、フルサイズのカメラを使えば確実に ”綺麗な写真が撮れる” と思う。
RAWで撮れば白飛びも黒潰れも減るだろうし、暗所にだって強いし、RAW現像の幅もきっと広がる。

それに対して、APS-Cは意外と融通が利かない。もちろん画質に関しては特に不満は無いし、RAWで撮れば大概の失敗作も修正できる。
だけど、撮影した時点である程度写真を作り込まないと思った通りのRAW現像はできないし、やっぱりフルサイズと比べるとハイライトとシャドウの粘りは弱い。

だけど、だからこそ面白い。スペックを腕でカバーするしかない感じ、いいじゃないですか。

いきなりですが、みなさんは「イニシャルD」という作品をご存知でしょうか?
走り屋の若者たちが峠というフィールドを舞台にカーレースをするっていう違法感MAXな作品です。

公式サイトより

この作品では、確実に性能では劣るはずの車を扱う主人公が、ハイスペックな車を扱うライバルたちをテクニックでけちょんけちょんにして ”秋名のハチロク” として成長していくストーリーが描かれています。

だいぶ話がそれましたが、めっちゃロマンあると思いません?

これはカメラも一緒で、腕次第である程度の事は何とでもカバーできると思うんです。というか、そこを突き詰める方が最終的には強いんじゃないかなって。

とまぁ、えらいビッグマウス感が凄いですが、写真の実力は全然伴ってないのでまだまだ精進せねばといった感じです。

もちろん、フルサイズに興味が無いといえば嘘になりますし、FUJIFILMからフルサイズが出れば飛びつくと思う。

僕がフルサイズを手に入れたら、きっと設定をオートにして適当に撮って、あとはRAW現像で~ってなっちゃうだろう。

でも、それじゃあダメだ。僕はFUJIFILMのAPS-CでFUJIFILM界の ”秋名のハチロク” になるんだ。あー、GFXも欲しいな~←

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最後に

こんな長ったらしい文章に最後までお付き合いくださり、ありがとうございます(笑)
最終的には何言ってんだ?って感じにはなりましたが、僕のFUJIFILM愛は伝わったでしょうか?

最近はフォトウォークなんかでもFUJIFILMユーザーと会うことが増えて、非常に喜ばしいことです。

これからもFUJIFILMを布教していこうと思うので、暖かくお見守りください。

丼

みんなもFUJIFILMのカメラ買って、一緒に “FUJIFILMはいいぞぉ~” と言いましょう!

こちらは、【2nd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calender 2019 の9日目の記事でした。

前回は、でこいさん(@frozen_decoy)から 飯テロ過ぎる記事(Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 肉写レビュー) でバトンをもらいました。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S で撮られたお肉の描写が暴力的過ぎるので、閲覧注意です。

次回は すぱさん(@supakun_photo)の記事になります。
すぱさんの ”カメラ買い過ぎな記事” 見てると、僕の機材の入れ替えペースなんて大したことないですね…。

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