どうも、皆さんご存知「FUJIFILMいいぞぉおじさん」の丼(@1ch_don)です。
ついに「X-Pro3」が発表されましたね。
僕も詳細がでるのを首を長~くして待っていたわけですが、発表された当日(2019.10/23)なんて、公式サイトへのアクセスが混雑して、しばらく閲覧できない状況が続きました。
僕自身、自称「FUJIFILMいいぞぉおじさん」として X-Pro3 は見逃せない存在なわけで、買うか否か悶々とした日々を過ごしております。
さて、今回の記事はと言うとですね、
X-Pro3を買うかどうかの悩みを文章としてアウトプットすることで、何かスッキリするんじゃないかなと思い、記事にしようという 誰も得をしない内容となっております ←
まぁ、僕と同じように X-Pro3 の購入を検討している人と悩みを共有できたら幸いです(笑)
僕の悩みに寄り添ってくれる優しい方は、少しお付き合いください。
X-Pro3 とは
X-Pro3 は、FUJIFILMのカメラの中で圧倒的にファンユーザーの多い “Proシリーズ” の最新モデルです。
平成28年の3月3日に発売された「X-Pro2」の待望の後継機ということもあって、多くのユーザーが注目していることでしょう。
しかも、今回は前モデルからいろいろと仕様変更とかもあって、”FUJIFILM界隈” では話題となっています。
ここで簡単に特徴をまとめてみました。(詳細は 公式HP をチェックしてみてください)
とまぁ、こんな感じで大なり小なり変更点や追加機能が盛りだくさんなわけです。(ここに挙げている以外のアップデートもあります)
以下に、僕の個人的に気になっている仕様変更について、少しだけ触れていこうと思います。
Hidden LCD
X-Pro3には、今回初となる「Hidden LCD」が搭載されています。
通常時は液晶モニターが隠された状態となっており、180°展開することで液晶を使用することができるというもの。
その代わり、背面には小型の液晶が搭載されていて、フィルムカメラ風の「クラシックモード」とシャッタースピードや絞り値が確認できる「標準モード」が表示可能となっています。
これがなかなか物議を醸した仕様変更なわけですが、この小型モニターの便利さは「X-H1」で経験済みだし、普段背面液晶をほとんど使用していない僕としては背面がスタイリッシュになったので好印象。
背面のボタン類の変更(Dパッドの廃止)
X-T30に引き続き、X-Pro3でもDパッドが廃止されましたね。その他にも、X-Pro2と比較するとボタン類の配置が変更になってたり。
僕はX-Pro2を持っていないので、このあたりの使い勝手の違いはわからないだろうけど、X-T30を使っているのでDパッドが無いのは特に問題なさそう。
ただ、”親指AF派” の僕としては、AF-Lボタンが押しにくい位置にないかが気になるところ。
新フィルムシミュレーション「クラシックネガ」
「クラシックネガ」という新しいフィルムシミュレーションも追加されました。
一部では ”最もフィルムカメラに近い” と評価されるくらいフィルムライクな色味みたいですね。
普段フィルムシミュレーションは使わないんですけど、個人的にはかなり好きな色味なので積極的に使いたくなるだろうなと思っています。
フィルムカメラを初めたいなと思いつつ、なかなか手を出せない僕としては、デジタルでここまでフィルムライクが再現できるのはありがたい追加要素。
グレインエフェクトとか当てて ”なんちゃってフィルム写真” を撮る楽しみ方を妄想しています ←
X-Pro3 は買いなのか悶々としてみる。
ここから、僕がX-Pro3を「欲しい理由」と「購入をためらう理由」をだらだらと書いていこうと思います。
X-Pro3 を欲しい理由
Proシリーズへの憧れ
実は僕がXマウントに移行する際に、「X-Pro2」「X-T3」「X-H1」という選択肢で悩みました。
その当時はX-T3が発売されたばかりの時期で、X-T3の最新のセンサー・画像処理エンジン や X-H1の手振れ補正 などに対して、
見た目やシャッター音が最も好きであったにも関わらず、X-Pro2はスペック的に見劣りする部分があり購入を見送った経緯があります。
最終的にはX-H1を選択したわけですが、結果的にX-Pro2への未練を引きずったまま今に至たっております。
X100F、X-H1、X-T30といくつかFUJIFILMのカメラを使用してきましたが、Proシリーズに対して今でも冷めない憧れがあるのは、
スタイリッシュな外観や官能的なシャッター音といったスペックでは語れない撮り手をも魅了する何かを秘めているからなんでしょうね。
今でもX-Pro2は欲しいですし、X-Pro2を持っている人は羨ましい。もちろん最新のX-Pro3も欲しい。
自分で言うのもなんですが、Proシリーズは僕に最も似合うカメラとさえ思っています←
またここで「買わない」という選択をすると、”Proシリーズへの未練” をまた引きずることになるでしょうね。
逆に、買ってしまえば他のカメラなんてどうでもよくなるくらい長く愛せるカメラになる気がします。
「(未練を)引きずるのなら、買ってしまえ、X-Pro3(織田信長風)」
新しい撮影スタイルへの期待
X-Pro3になって、新フィルムシミュレーションの追加、明瞭度の調整、トーンカーブの搭載などにより、jpeg撮影でのカスタム設定の幅がより広がると思います。
僕はどちらかと言うと「RAW現像派」なわけですが、ここまでカメラ側で設定できるようになるのであれば「jpeg撮って出し派」にシフトできるような気がしています。(正直、RAW現像ってめんどくさいですし…)
また前述したように、グレインエフェクトとかフィルムシミュレーションなんかを使って、”フィルムカメラライク” な使用方法もできそうだな~なんて妄想しています。
Proシリーズの特徴でもある「アドバンスドハイブリッドビューファインダー」でのOVFとかHidden LCDも相まって、モチベーション的にもよりフィルムカメラを使っているような感覚を楽しめそう。
X-Pro3 の購入をためらう理由
X-H1というカメラの存在
僕が現在メインで使用している「X-H1」はあまり人気が無いようですが、個人的には ”Xマウント史上最強の名機” だと思っています。
今となっては一世代古いセンサーと画像処理エンジンですが、強靭なボディ・繊細なシャッターフィーリング・安心感のある握り心地・スマートな操作性 といった、圧倒的な完成度のカメラです。
特にXマウントで唯一手振れ補正を搭載しているカメラで、被写体が風景などの動体でなければブレる気がしない安定感があります。どこまででもシャッタースピードを落とせます(← これは大げさ)
Proシリーズに憧れがあると書きましたが、このX-H1も使っていて全く飽きないという事実もあります。
というか、なんで人気が無いのか不思議なくらい良いカメラなんですけどね?
最近では「X-H2」なる後継機の噂まで出ていて、ちょっと期待している自分がいます。
「X-Pro3」と「X-H2」。天秤にかけた時に、選ぶのはきっと「X-H2」なんだろうな…。
FUJIFILMさん、早く公式発表してくれないかな…。
「出るのなら、出るまで待とう、X-H2(徳川家康風)」
撮影スペック自体の進化の乏しさ
X-Pro3は、X-Pro2と比較すると大きく進化しているように思いますが、X-H1やX-T3と比較するとスペック的な進化は乏しいような気もします。
EVFの画素数もX-H1とかX-T3と変わらないし、センサーと画像処理エンジンも現行の第4世代のもの。
ここだけで比較すると、価格差でX-T3とレンズを購入した方が賢い選択だと思います。
X-T30なんかだと、X-Pro3の値段で2台変えちゃいますしね。
外装に採用されているチタンは、加工が難しいけど軽くて丈夫という特徴がありますが、
重量自体はX-Pro2とほぼ変わらなかった(むしろ若干増えてる)ことも残念です。(正直、チタンと聞いて軽くなることを期待してた)
せめて噂されていた手振れ補正が搭載されていれば、悩まずに購入したのですが、価格やスペックだけをみると迷いなく購入するにはハードルが高い印象を受けます。
そもそも、X-Pro3というカメラは価格やスペックを比較する類のカメラではないですけどね。
最後に
このくだらない記事に最後までお付き合いありがとうございます。
ここまで書いてみて、X-Pro3が欲しいことに変わりはないけど、トータルスペックとかお財布事情を考慮するとなかなか迷いは晴れませんね。
もしかしたら、僕みたいに、スペックとか価格がうんたらかんたら言うタイプの人が買うべきカメラではないかもしれません…
ただ、カメラというのは触ってみないとわからなこともありますし、触るときっと衝動を抑えられない予感がしています ←
何か感性に訴えかけるものがあったら買ってしまうかもしれない…ツレに怒られるんだろうな…
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