lightroomでSIGMAのカラーモード「パウダーブルー」を再現してみた

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筆者はカメラを始めてから、ずっとlightroomを使って ”RAW現像をする派” なのだが、「SIGMA fp」の購入をきっかけに撮って出しでも写真を撮ることが増えた。

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そのきっかけとなったのが、SIGMA独自のカラーモードである「パウダーブルー」だ。
細かい設定をしなくてもそのままで十分好みの色味となってくれる、スナップからポートレートまで幅広く使えるカラーモードだ。

ただ筆者はSIGMA fpだけでなく「LUMIX S5」も使っている。もちろん、パウダーブルーを使うことはできない。

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そこで、他メーカーのカメラでもパウダーブルーを再現すべく、lightroomを使って色々と試行錯誤してみた。
完全な再現とまでは至っていない(というより筆者の好みをかなり混ぜ込んでいる)が、「パウダーブルー ver.#9」のプリセットをご紹介したい。

※ この記事では、ipad版のlightroomでのパラメーターをご紹介します。基本的にはデスクトップ版と変わらないと思いますが、多少設定が異なるかもしれません。

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「パウダーブルー」の分析と ver.#9 のパラメーター

実際の「パウダーブルー」の作例

「パウダーブルー」はその名の通り、青系の色味が特徴的な透明感のあるカラーモードだ。
他のカラーモードと比べて、やや明るめの味付けになっているのも特徴。(写真を撮る時にあえて露出補正をマイナスに振ることもあるくらいだ)

その一方で、全体が青系の色に被るわけでもなく、赤やオレンジといった暖色系の色味も綺麗に出ている。

以下より筆者が調整したlightroomのパラメーターを載せていく。
基本的に元写真の露出に合わせて「露光量」のパラメーターだけを調整すれば良いように設定してある。


パウダーブルーは “ハイキー気味だけど、意外としっかりコントラストがある” ので、基本的な設定は上の画像のように調整した。
「露光量 +0.50」「ハイライト +10」としているため、明るすぎるギラギラした写真にならないように、トーンカーブではハイライト側をマイナスに調整している。

特徴的なブルー系の色味は「トーンカーブ」をメインに調整している。
全体をトーンカーブ(青)で調整してしまうと青系の色被りみたいになってしまうため、中間層とハイライト側だけをプラスに振り、トーンカーブ(赤)の中間層とシャドウ側をマイナスに振って調整した。
あとは色味がおかしくならないように全体を調整しているが、このあたりは理屈よりも感覚で触っているので具体的な説明は省きたい。←

パウダーブルー独特のすっきりとした透明感?のあるブルーを表現するために色相はマイナスに振ってみた。

また、トーンカーブで触った分、暖色系の色味が青系に引っ張られないようにレッド・オレンジ・イエローの色相・彩度を調整している。

本家パウダーブルーのスキントーンを再現する場合はオレンジの色相をプラスに振る方(黄色寄りの調整)がより再現度が高くなる印象だが、個人的な好みでマイナス側に振っている。

(「色温度」、「色被り」、「自然な彩度」「彩度」の項目は無調整)

これも個人的な好みだが、パウダーブルーの柔らかさを表現するため「テクスチャ」はマイナスに調整した。(明瞭度をマイナスに調整すると柔らかすぎる)


ちなみに、上記のプリセットでは本家パウダーブルーよりも “青さ” を抑え気味で調整している。

よりパウダーブルーらしい青さを強調したいのであれば、「カラーグレーディング」のシャドウとハイライトを「色相 175」「彩度 10」あたりで調整するとより再現度が増すと思う。
※ この記事で紹介している作例では適用していません

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プリセット適用前と適用後の作例

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最後に

結局のところ、かなり筆者好みの「パウダーブルー風」プリセットを作っただけなのだが、意外と使えるプリセットになっているとは思う。

本家のパウダーブルーも製作者のこだわりが詰まっているだろうし、こんな弱小ブログで「再現してみた」なんて言うのも恐縮だが、興味のある人がいれば是非使ってみていただきたい。

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