カメラを始めてから買ってよかった周辺機器・アクセサリー【15選】

COLUMN

筆者はカメラを始めてから約5年ほどになる。
はじめはここまでのめり込むとは思っていなかったが、今となってはカメラが生活の一部になるほど馴染んでしまった。

カメラを買い、レンズを買い、その他にもいろんな機材を買い…と、ここまでいろんなカメラ関係のモノを購入してきて、なかなかの散財具合だと自負している。

そんな筆者がカメラを始めてから今まで購入してきたモノの中で、2022年現在、”これは買って良かったな” という周辺機器・アクセサリーを紹介してみたい。

買って良かった物リスト

カメラバッグ

使用する機材が多くなってきたり、本格的になってきた時にまず購入したのが「カメラバッグ」だ。
カメラを安全に持ち運び、かつ快適に使うにはカメラバッグが必需品となっている。

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正直、カメラバッグはデザインがダサ過ぎる物が多い印象だが、その中でも個人的にデザイン・機能性ともに気に入っているカメラバッグを紹介したい。

thinkTANK photo「アーバンアプローチ 15」

これは筆者が最初に購入したバッグパックタイプのカメラバッグで、筆者が現在所有しているカメラバッグの中で最古参の物だ。

メインコンパートメントの自由度が高いこと、デザインが比較的カッコいいこと、耐久性が高くなかなか傷まないことが長く愛用している理由だ。

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Peak Design「EVERYDAY SLING 3ℓ」

言わずと知れた「Peak Design」のエブリデイスリングシリーズ最小サイズモデルだ。

筆者の場合は「SIGMA fp」が良い感じに収納できる。
コンパクトなミラーレスユーザーにはちょうど使いやすいサイズだろう。

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収納できる量はかなり少ないが、軽い撮影やちょっとした外出時などには最適なサイズ感で、身軽な携帯性とスリングバッグらしい使い勝手の良さが気に入っている。

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Peak Design「EVERYDAY BACKPACK ZIP 15L」

前述した「アーバンアプローチ 15」はカメラ機材のみの収納には適しているが、機材以外の荷物も収納したいとなると少し使い勝手が悪い。

そこで使い分けているのが「EVERYDAY BACKPACK ZIP 15L」で、複数の気質に分けられるため機材+αの運搬に適している。

持ち運ぶ機材がそれほど多くない筆者的にはサイズ感がちょうど良く、サイドアクセスでカメラやレンズを素早く取り出せるのも非常に使いやすいポイント。

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ツール類

カメラ関係のアクセサリーが増えてくると、何かと使うことが多いのがドライバーやレンチなどのツール類。

意外と外出先でも使うシチュエーションが多いので、携帯性の高いものを中心にチョイスしている。

SmallRig「折りたたみドライバーセット」

7種類のドライバーが一つになった小型ツール。
折りたたみ式のツールなのでビットを取り替える必要もないし、コンパクトで持ち運びも苦にならない。

とりあえずこれ一つあれば、カメラ周辺機器いじりはどうにかなりそうな一品。

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Peak Design「TOOLKIT」

こちらはPeak Designの三脚に付属しているヘックスレンチ。
ドライバーが2種類だけとかなり限定的な用途だが、デザインと携帯性の高さが秀逸。

筆者はキーホルダーにして持ち歩いているが、使いたい時にサッと使えるのが非常に便利だ。

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ストレージ類

ストレージ類に関しては、買ってよかったと言うより、長くカメラを続ければ続けるほどに必要度が増してくる必須アイテムだ。

地味だけど、しっかり選ぶと快適な写真ライフが待っているカテゴリーでもある。
最近はハイスペックの物も安価で手に入れられるので、いろいろ調べてから購入することをオススメする。

「SanDisk」のSDカード

かなり早い速度でデータ転送ができるSDカードが増えている中で、筆者が使用しているのが、SunDiskの「Extreme PRO」というモデル。

スペック的には中の上ぐらいだと思うが、スチル撮影がメイン、連写もあまりしない、動画もほとんど撮らないユーザーには転送速度とコストパフォーマンスのバランスが取れているモデルだと思う。

とりあえず安さ重視で適当に選んでいたSDカードと比べて、カメラでのプレビューレスポンスやPCへの転送速度が圧倒的に速くなって快適になった。

ここまで快適になるなら、もっと早く買っておけば良かったと痛感した一品だ。

4000万画素オーバーの高画素機を使っていたり、連写を多用するユーザーは転送速度の早い「UHS-II」の物を選ぶのがオススメ。
(※ UHS-IIのものを使う場合は、SDカードリーダーも対応したものが必要)

ポータブルSSD

容量の多いRAWで撮る派の筆者にとって必須なのが外付けストレージ。
以前までは「ポータブルHDD」を仕様していたが、最近では「ポータブルSSD」を仕様している。

コンパクトで持ち運びが苦にならず、データの転送速度も早いので、データ管理がかなり快適になった。

デジタルのデータは不意にデータが消えてしまったりすることもあるため、とりあえず一個持っておいて定期的にバックアップを取ると安心だ。

最近では大容量でもコスパの優れる製品も増えてきたが、万が一のために耐衝撃性能がある物を選ぶとより安心だろう。

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無印良品のナイロンポーチ

ツール類やSDカードなどのストレージ類、その他にも充電器など、とにかくカメラ関係の周辺機器が増えてくるため「ガジェットポーチ」があると収納に便利。

筆者は、ガジェットポーチではないが無印良品のナイロンポーチを使用している。
造りがしっかりしているわりにはコスパも良く、カメラの周辺機器の収納にもちょうど良い。

この小さい方が「ナイロンコンパクトポーチ」。
筆者は撮影の際に持っておきたいバッテリーやドライバーセット、レンズペンなどを収納している。

クッション性もある、ちょっとした小物を収納しておくのにちょうど良いサイズのポーチだ。

ナイロン手付きポーチ」はSDカードなどのストレージ類、充電器やケーブル、SDカードリーダーなど、データ管理や編集作業の際に使用するものなどを収納している。

メイク用品を収納するために設計されているためか、中にゴムバンドがあってケーブル類の収納にも優れている。
容量も必要十分で、ガジェットポーチとしてもなかなか優れている品だ。

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PELICAN VAULTのハードケース「V200」

以前まで撮影機材は防湿庫を使って管理していたのだが…

  • コンセントが必要で配置場所が限られてくる
  • サイズが大きいため邪魔になる
  • 機材は頻繁に使っているから湿度管理まで必要か疑問(もちろん管理しているに越した事はないが)

などの理由があって、PELICA VAULTの「V200」というハードケースに簡易的な除湿剤を入れて機材を保管するようになった。

  • ボディ
    • LUMIX S5
    • SIGMA fp
  • レンズ
    • SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary
    • SIGMA 35mm F2 DG DN Contemporary
    • LUMIX S50mm F1.8
    • LUMIX S85mm F1.8

筆者が購入したものはディバイダー付きで、カメラの収納もしやすい。
ただ、容量はそれほど大きくないため、ミラーレスカメラ+小型のレンズ数本くらいの収納が限界だろう。

また、ディバイダーで調整できるとは言え、配置が自由自在というわけではないため、大型(径の大きい)レンズを使用しているユーザーには本製品に関してはあまりオススメとは言えない。

通常のPELICANのハードケースとは使用されている素材が違うようで、耐久性などの差が出るみたいだが、過酷なフィールドに持っていったり車に踏ませるなどハードな用途でない限りはこちらで十分だろう。

カメラの保管にハードケースを使用するメリットとしては、コンパクトでコンセントも必要ないため置き場所に困らない、機材をわざわざカメラバッグに移さなくてもそのまま持ち出せる、万が一の災害などから機材を守ってくれる(かもしれない)、などがある。

湿度管理ができているかは正直不明だが、それ以外の部分で防湿庫よりも快適になったポイントが多いため、一つの選択肢としてはアリだと思う。

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ちなみに、収納する機材の量や金額的な問題でこの商品を選んだが、所有している機材が多い方や、金銭的問題をスルーできるブルジョワの方には本家PELICANの「Trek Pak」というインナーが付属した物がオススメ。

「Pelican Air Case」という軽量モデルとの組み合わせは、非常に憧れのあるモデルだ。

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三脚

家族の写真を”撮る側”の人間にとって、写真に写る数少ない方法の一つが三脚を使ったセルフィーだ。

家族や友人とセルフタイマーを使って撮影するのをメインに使っているため、持ち運びの軽快さを重視して Leofoto の「LS-225C」という三脚を使用している。

本気で風景写真を撮るというには少し安定感が物足りないというユーザーもいるかもしれないが、日常使いがメインであれば必要十分なスペックだと思う。

カーボン素材を用いた軽量な三脚で、割といつでもどこでも持ち出すことの多い相棒だ。
かれこれ3年以上使用しているが、特に問題もなく今も現役で役立ってくれている。

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旅先で集合写真を撮ったり、夜間の撮影には欠かせない「三脚」。...
Leofoto LS-225C + LH-25
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カメラホルスター「Peak Design CAPTURE」

筆者のカメラライフの中でも長く使っているアイテムの一つが Peak Design の「CAPTURE」だ。

ストラップなどを使わなくてもカメラを携帯できるカメラホルスターというカテゴリーで、ストラップの煩わしさから解放されて、快適に撮影することができるため非常に気に入っている。

いろいろと似たような製品を試してきたが、なんだかんだ使い続けているアイテムだ。

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GODOX ML60

このブログでの物撮りや屋内での撮影で使っているのがGodoxの「ML60」というLEDライトだ。

ストロボほどの瞬発力はないが、ライティングの知識がない筆者としては操作が簡単で使いやすい。

筆者とは無縁だが、LEDのような定常光はYouTubeなどの動画撮影でも使えるから、動画クリエイターなどにもオススメできる製品だと思う。

Godox「ML60」レビュー|簡単操作で気軽にライティングができるLEDライト
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iPad

写真の編集からこのブログの執筆までのフローを「iPad(iPad mini 6)」を使用して行なっている。

最も快適だなと思うポイントは、LightroomでのRAW現像だ。

とにかくApple Pencilでの作業が非常に快適で、マウスカチカチ作業から解放されて、面倒なマスク処理も簡単にできる。
iPadでRAW現像を行うようになってから、作業効率が格段に良くなった。

写真家にオススメしたい、iPadでのRAW現像【iPad版 Lightroom】
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ブログの執筆に関しても、キーボードさえ繋げてしまえば(画面は小さいが)何の問題もなく行える。
また、アプリケーションも豊富で、アイキャッチ画像の作成なども簡単にできるようになった。

その他にも、AirDropが使えるため、(iphoneユーザーであれば)家族や友人などにケーブルレスで素早く写真を転送できるのもありがたいポイント。

iPadは、とにかく持ち運びも苦にならない+狭いスペースでも写真編集ができるサイズ・重量感が非常に良い。
ただ、OS的に対応していない製品やソフトもあったりするため、完全にPCと同じように使えるというわけではないのは注意が必要だ。

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RICOH「GRⅢ」

カメラ周辺機器と言うよりは、もはやカメラそのものなのだが、個人的に一番買って良かったなと思うカメラが「GRⅢ」だ。

機材の入れ替わりが激しい中で唯一生き残ってきたカメラで、唯一無二の携帯性・高い描写性能が共存している、スナップから風景写真までなんでも撮れるオールラウンダーだ。

ガッツリカメラを持っていくほどでもない外出だったり、家の中で家族の写真を撮ったり、いろんな場面で活躍してくれる。

そして、全くカメラに興味がない妻が唯一普通に使ってくれるカメラでもある。
女性でも使いやすい操作性とサイズ感が良いのだろう。

当ブログの物撮り写真もほとんどがこのGRⅢで撮影されたものだ。
クロップが使えるから意外と物撮りにも使える。(画角的に本当は「GRⅢx」が欲しいけど)

ちなみに、前述した無印良品の「ナイロンコンパクトポーチ」がシンデレラフィットなのでオススメ。

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最後に

カメラ周辺機器は豊富なバリエーションがあって、もちろんユーザーによって合う合わないがあると思う。

今回、筆者が紹介したアイテムはあくまでその中のごく一部で最適解だとは限らないが、何かしらの参考になれば嬉しい。

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