SmallRigの「折りたたみドライバーセット」レビュー|カメラユーザーにオススメな便利ツール

ACCESSORIES

突然ですが、カメラとか関連アクセサリーって、地味に ”ボルト類” が多いですよね。

三脚のベースプレートを固定したりだとか、機種専用の「ハンドグリップ」や「Ⅼ字ブラケット」の装着だとか。
最近では動画需要が増えてきて、動画撮影に使用する「ケージ」やそのほかのアクセサリーの固定などなど。

カメラを利用する幅が広がれば広がるほど使用する ”ボルト類” の種類や大きさなどが増えるので、それに対応する ”ドライバー” が必要になってきます。

そこで、今回は僕の使用している ”カメラユーザー向けのドライバーセット” をご紹介したいと思います。

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SmallRigのドライバーセット

僕が使用しているのは、「SmallRig 2213」というツール。
カメラのケージや動画撮影用のアクセサリーなどの設計・生産を行っている「SmallRig」というメーカーが出しているドライバーセットになります。

概要

このツールはコンパクトながら7種類ものドライバーがセットになっています。

仕様
  • 寸法:82×24×12(mm)
  • 重量:79(g)
  • 材質:アルミ合金、ステンレス鋼

ほとんどの商品ページには載っていませんが、この商品には本体と別に布製のポーチ、専用のセミハードケースが付属しています。

セミハードケースにはメッシュの内ポケットがあり、ドライバーセットがピッタリ収まります。

反対側にも何かしら収納できそうですが、サイズ的に収納できるものは限られそうです。

ツール側面には各サイズのネジ穴が切られており、取り外したボルトを失くさないように一時的に保持しておくことができます。

ただ、三脚ネジサイズのもの以外は1つずつしか切られていないのと、穴と穴の距離が近いので複数のネジを同時に保持するのには向いていない印象。

上の写真のようにアタッチメントとカラビナを装着するとキーホルダーとしても使えます。

このツール、ストラップホールが小さすぎて使いにくいので、こんな感じでネジ穴を利用して携帯性を高めるのもアリだと思います。


ようやく、メインのドライバーになります。

ドライバーは両サイドに配置されていて、六角レンチが4種類、プラスドライバー、マイナスドライバー、トルクスレンチ の計7種類がセットになっています。

こちらが細いものから、3mm、4mm、3/16mm の六角レンチになっています。

反対側が、プラスドライバー、トルクスレンチ(T25)、六角レンチ(2.5mm)、マイナスドライバーになっています。

ドライバーそれぞれにサイズが彫ってあるのがちょっと親切ですね。

使用例

僕はガチガチにいろんな機材を使うわけじゃないので用途は限られていますが、こんな感じで使えますよっていうちょっとした使用例でも。

最も小さいサイズの六角レンチ(2.5mm)は、三脚のプレートなんかについている「脱落防止用ボルト」を外すのに最適。

三脚のプレートってほとんどの場合このボルトが付いているんですが、これがあると底面がフラットにならないので早々に外してしまうんですよね~

4mmの六角レンチは、カメラ関連のアクセサリーでは最も使用頻度の多いサイズだと思います。

三脚のプレートの固定とか、Peak Design の「Capture」とかの締め付けボルトも 4mm ですね。

マイナスドライバーも三脚プレートなんかにはよく採用されています。

ネジについている取っ手は小さくて締めにくいし、わざわざコインなどで代用するのもめんどくさいので、やっぱりこういったツールがあると便利ですね。

通常のドライバーセットとの比較

少し仕様が違うので完全な比較にはなりませんが、ホームセンターなどで売られている一般的なドライバーセットと比較してみました。

ちなみに、比較したのは6種類の六角レンチがセットになったものです。

サイズ感は7種類と豊富なツールがセットになっているにも関わらず、SmallRigのものの方が若干コンパクト。

無駄のない設計のため、デザインもすっきりしていてスマートです。

各レンチの長さは、SmallRigのものがやや短め。

一般的なドライバーセットだと奥まった場所にあるボルトを緩めたり締めたりするので長めの方が使いやすいですが、SmallRigのものはカメラアクセサリーに特化しているのでこの長さでも問題ないです。

一般的なドライバーセットは、レンチが長いので収納時に重なり合うような構造になります。
この構造って、片側からしかレンチを引っ張り出してこれないので、意外と使いにくいんですよね。

SmallRigのドライバーセットはレンチが短い事で、収納時もすっきりして、どちらの面からもレンチを出してこれるので圧倒的に使いやすいです。

SmallRigのドライバーセットで特徴的なのが、マイナスドライバー。一般的なマイナスドライバーよりも若干分厚く、太めのものになっています。

カメラアクセサリーで使用されるマイナスボルトは、前述した三脚プレートのボルトのように比較的大きい規格が採用されていることが多いので、さすがカメラアクセサリーに特化したドライバーセットといったところ。

ただ、幅が太い事によって使えない場面もあるので、この辺りはコインで代用したりが必要かもしれません。

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ちなみに…

ちなみに、SmallRigのドライバーセットには他にもラインナップがあります。

どれもレンチの内容は変わりないんですが、デザインや使い勝手が少しずつ違うみたいですね。

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最後に

というわけで、今回は SmallRig のドライバーセット「2213」を紹介しました。

僕はカメラ関係のアクセサリーでドライバーが必要になる場面が特別多いわけではありませんが、カメラアクセサリーに限らず様々な場面で役立つアイテムなので一つ持っておくと便利だと思います。

これだけコンパクトなツールを持つことで、ボルトをきっちり締められる安心感と、色んな種類のレンチを持ち運ぶわずらわしさから解放されるので、個人的にはかなりオススメな商品です。

丼

一般的なドライバーセットと比べると少し値段が高いけど、使いやすさと満足感は値段以上です!

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