今の時代でも新品で購入できる数少ないフィルムカメラ ”写ルンです”。
多分、私と同世代の人は小さい頃に触ったことある人も多いと思う…。
カメラやってる人とかSNSガチ勢の人以外にはあんまり馴染みがないかもしれないけど、SNSの普及でブームが起こっている、らしい。
今回は、この間の週末に”写ルンです”を使ってみた簡単なレビューを。
”写ルンです”とは。
今回使用したのは、定番の”SIMPLE ACE”っていうもの。
私の敬愛するFUJIFILMから発売されている使い捨てカメラで、1986年より販売されている私より大先輩。
画角は32mmで、絞りはF10固定。ISOは400でシャッタースピードも1/140秒固定。ズームも無ければモニターも無いけど、何気にフラッシュを搭載していながら、重さは90g程度。
カメラをやってない人はピンとこないかもしれないけど、かなり割り切った仕様の商品。
フィルムカメラなので、もちろん記録媒体はフィルム。写真は27枚しか撮れません。
撮った写真をモニターで確認することもできないし、ボタン一つで写真を削除とかもできない。
まぁ、なんとも趣味性の高いロマンあふれる商品ってこと(笑)
写ルンですの作例。
季節限定?でアイススケートができるってことで、ひらかたパークに行ってきた時の写真。
意外と色乗りは良い印象。フィルムカメラらしい「味」はしっかりめ。
こちらがお目当てのアイススケート。生まれて初めてしたけど、まぁ見事なまでに転びますわな。
かなり上手いスケートガチ勢もいたけど、目の前でスピンとかされるとほんと怖い(笑)
いきなり写ルンですの話に戻すと、どうやら近くの物にはピントが合いにくいみたい。
でも、写ルンですだったらピント外してても「味」になってる気がする。
ついでにX-100Fで撮った写真も…。
やっぱり写ルンですだけでは物足りないので、デジタルのカメラで撮った写真も…。
あぁ、やっぱりX-100Fもいいなぁ…。
最後に。
画質がいいわけでもないし、現像の手間もかかる。決して万能とは言い難いけど、とても魅力あるカメラ。バイクで言うと”カブ”に近いんじゃないかな?
これを使ってると、少年時代の遠足を思い出すのは気のせいではないと思う。
そこのあなた、スマホのカメラでいいやと言わずに是非試してみて!それでは。
コメント