何かと便利な万能クランプ。
少し前に購入してから、なぜ今まで使ってこなかったのだろうと不思議なほど便利なアイテムでした。
用途としては製品ページを観ればわかりますが、ここでは筆者の実用例とリアルなレビューをお届けできればと思います。
Ulanzi スーパークランプ の概要
今回紹介するのは、Ulanziの「スーパークランプ」という製品です。
本体はクランプ部とアーム部で構成されていて、アーム両端はボールジョイント、先端は1/4インチネジとなっています。
ちなみに重量は184g。
クランプはネジ締めで固定するタイプで、 12.5〜64.5mmまでの幅でクランプが可能。
接触する部分はシリコン製のグリップが付いており、傷などが付きにくいようになっています。
クランプ先端が絶妙な角度で作られているため、パイプ状の物・板状の物ともに安定して挟み込むことができるようになっています。
また、3/8インチのネジ穴もあるため、他のアクセサリーを付けるなどの拡張性もあります。
ちなみに筆者は「FALCAM F38 クイックリリース」と組み合わせて使用しています。
1/4インチネジは汎用性が高いものの、やはり付け外しは少し面倒なので、クイックリリース化して複数の機材をシームレスに付け替えらるようにすると便利です。
実用例
三脚代わりに使う
三脚などを立てにくいシチュエーションでも、環境次第では三脚の代わりとしてカメラを固定することができます。
固定できるオブジェクトがあれば、夜間での長時間露光撮影も可能。
クランプもアームもガッチリ固定できるため、固定している場所さえ安定していればブレなどの心配もなさそうです。
省スペースで目立たず撮影できることがメリットですが、この使い方をする場合は固定する場所によって画角や構図の制限などもあるのがデメリットだと思います。
軽いカメラであれば上の写真のようにして使うこともできます
アーム部分が自由雲台的に使えるのでちょっとした角度調整は可能です。
もちろん、支持面が狭いため安定感はそれほど期待できませんが、コンデジ程度であればなかなか使える方法だと思います。
トータルで考えると三脚の方が撮影の自由度が高いですが、こちらは三脚と違って携帯性が高いので外出時も持ち出すことは結構多いです。
ライトスタンドとして使う
スタジオなどならともかく、自宅のようなライトスタンドを立てにくいシチュエーションではかなり活躍します。
例えば、カーテンレールやテーブルの天板などにも固定できるため、自宅撮影でのライティングが快適になります。
カメラを固定している三脚の脚部にクランプするのも便利。
これくらいのシンプルな構成であれば面倒なセッティングをせずにお手軽に撮影ができます。
最後に
似たような製品は色々ありますが、カメラ系のアクセサリーを多数販売しているUlanziの製品なのも安心感があって◎。
色々な用途に使える割に価格も安いので、一つ持っていても損のないアイテムだと思います。
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