Leofoto MT-03 レビュー|どこにでも連れていきたくなるミニ三脚

ACCESSORIES

ミニ三脚はちょっとしたお出かけや、旅先での集合写真を撮る時などに、一つ持っておくと便利な撮影機材です。

僕はLeofotoから発売されているミニ三脚 「MT-03 + LH-25 」を使用しています。
MT-03の優れた携帯性・機能性・デザイン性などについてレビューしたの、ぜひご覧いただきたい。

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MT=-O3の外観と概要

改めまして、今回購入した商品は、
トラベル三脚にも採用されている「LH-25」という雲台を搭載した「MT-03 + LH-25」というモデル。

Leofotoの製品は、正規代理店のワイドトレードさんで購入するのがオススメです。

ちなみに、僕がメインで使用しているトラベル三脚もLeofotoの物です。スリムで軽量、カーボン製で高級感もあるのでこちらもオススメです。

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話がそれましたが、 「MT-03 + LH-25 」 の紹介をしていこうと思います。

こちらが 「MT-03 + LH-25 」。収納高は 212mm とかなりコンパクト。
雲台を倒すと 約200mm 程度まで短くできます。

アルミ製でできており、重量も 340g と軽量です。

脚の開度は 35°、55°、85°と3段階に調整可能で、もちろん開度を大きくするにつれて安定感が増します。

それぞれの開度での高さは、

  • 35°→ 約 19cm
  • 55°→ 約 15cm
  • 85°→ 約 10cm(最低高)

となっています。

更に、MT-03の 脚部は2段階 になっており、この補助脚を展開することで高さを出すことができます。

補助脚を展開した状態で高さは 約25cm となります。(最大高)
ロック機構などはありませんが、伸ばしきるとしっかり止まるので、展開した状態でも安定性は高いです。

この脚部がおもしろくて、各脚で様々な展開方法をすることで柔軟なポジショニングが可能となっています。(カメラを乗せて使うかどうかは別として…)
不整地とかの使用では、高い適応力を発揮しそうですね。

こんなのとか…
こんなのとか。

Leofotoのトラベル三脚「LS-225C」と比較するとこんな感じ。

だいたい長さは半分程度ですが、搭載している雲台は同様の物なので、耐荷重は 6kg と小さなボディからは想像できない耐久性を持っています。

ちなみに、専用のポーチが付属していました。
クッション性のある生地なので、安心してカバンの中に放り込めますね。

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MT-03 + LH-25 の便利ポイント

軽量・コンパクト・高耐久のミニ三脚 「MT-03 + LH-25 」の便利ポイントをご紹介したいと思います。

重い機材も安定して固定できる

雲台の耐荷重量が 6kg としっかりしているため、「X-H1 + XF16-55mm F2.8」のような比較的重量級の組み合わせでもしっかり固定することができます。

この状態だとフロントヘビーなので前に倒れそうになりますが、MT-03は脚部の開度が調整できるので、脚部を広げてより安定させることができます。

ここまで脚部を開けば、かなり安定します。
三脚自体の安定性に、この雲台の耐荷重があれば、ほとんどのボディとレンズの組み合わせでも安定して固定できる気がします。

他メーカーのミニ三脚は、脚部の開度が調整できなかったり、雲台の耐荷重がそこまで高くなかったりする場合が多いです。

どんなシチュエーションでも安定したパフォーマンスが求められる三脚としては、 MT-03 + LH-25 の組み合わせはかなり有能だと思います。

星空の撮影もできそうな余裕さえ感じる…。
動画撮影とかで利用するのもいいかもしれないですね。

物撮りに使いやすい

充分な光量が得られにくい屋内での撮影ほど、三脚で固定して撮影したいもの。
しかし、狭い屋内で大きな三脚を使用するのは少し窮屈な場合が多いです。

特に 物撮り は、大きな三脚を使うような大袈裟なことはしたくないですよね。

このミニ三脚であれば、ある程度高さ調整ができますし、安定性も高いので物撮りにはかなり役立ちます。

狭い室内での撮影において、ミニ三脚の機動性はかなり便利。
物撮りに限らず、狭い空間で使いやすいことは、かなりの利点ですね。

脚部の三脚穴で拡張性UP

なんか、良いアタッチメントが無くて、適当に装着した感じになりまして…すいません。

このMT-03、脚部に 1/4ネジ穴 が 各脚5つ ずつあるので、アタッチメントを装着できる拡張性の高さも魅力的。

それこそ、LEDライトを固定すれば、物撮りではかなり活用性が高くなりそう。
リトラトーチを固定したら、便利そうだなぁ…。

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小さなカメラバッグでも持ち出しが楽

収納時の全長は約20cmということもあり、小型のカメラバッグでも持ち出しは楽。

Peak Designの「Everyday Sling 5ℓ」のような小さなカメラバッグでも問題なし。
写真のような狭い隙間(同社 Captureの装着位置)に脚部を挟み込んで固定ができるので、バッグ内に収納できなくても携帯できます。

こんな感じで、何かしらのスペースさえあれば工夫次第で簡単に持ち運びができるのはこの三脚のスリムさ、軽量さのおかげ。

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カメラバッグのちょっとした空きスペースにも収納できるので、バッグに余裕があるときは入れておきたいアイテムです。

コンパクトだから目立たない

僕は旅行先などで記念撮影としていわゆる ”自撮り” というものをよくします。(って言っても、一人の時はしないですよ?)
ですが、観光地など多くの人がいる場所では、三脚を立てて自撮りするのは恥ずかしいし、何より他の人の迷惑にもなりかねません。

かと言って、他人に自分のカメラを渡して撮ってもらうのも遠慮してしまいます。(なにより、高価なカメラを知らない人に持たせたくないです(笑))

なので、この三脚のようなコンパクトな三脚があれば「できるだけ目立たず」「できるだけ邪魔にならず」自撮りができるってわけです。

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三脚ポトレ

MT-03 + LH-25 は、補助脚が様々な角度で調整できるので、三脚ポートレート的には圧倒的なモデル力を発揮します。
このミニ三脚の様々な表情をご覧ください。

今回はカメラを乗せずに撮影しましたが、乗せるカメラによっても様々な表情を見せてくれそうですね。

最後に。

本格的な風景撮影や夜間撮影に対応するには高さや大きさが物足りないですが、携帯性の高さが魅力的なミニ三脚。

大きな三脚を常に携帯するのは結構しんどいですが、こういった小型軽量なミニ三脚であればちょっとしたときに使えるので便利です。

「MT-03 + LH-25」は補助脚があったり、雲台の耐荷重が高かったりと、使い方次第では意外と応用力があるので、一つ持っていて損はないと思います。
(少し価格は高いですが…)

撮影を補助してくれるのが三脚ですが、時には被写体にもなりえます。
「MT-03 + LH-25」は、旅のお供が欲しい方にも是非オススメしたい ”どこにでも連れていきたくなるミニ三脚” です。

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