先日、友人たちと和田山の紀淡海峡に浮かぶ「友ヶ島」に行ってきました。
ここはフォトジェニックなスポットとして有名ですが、「サマータイムレンダ」というアニメの舞台としてファンからは聖地としての有名な観光地となっています。
そんな離島に高速道路で車に揺られ、フェリーで船に揺られ、写真を撮って来たので見ていただきたい。
紀淡海峡の離島「友ヶ島」
友ヶ島まではフェリーで20分程度。
平日朝イチの便にも関わらず、結構の乗客がいました。モデルになったアニメが放送されていたは少し前のことですが、ファンらしき人たちもちらほら。
今回も今回とて持ち出したカメラは「SIGMA fp」と「GRⅢ」。
友ヶ島ではほぼハイキングに近いレベルで歩き回る必要があるので、身軽な装備で行くに限ります。
ちなみに、島に着いても制服黒髪ショート女子が自転車で突っ込んでくることはありませんでした。(わかる人にはわかる)
島にはちゃんとした水洗トイレや自動販売機、ちょっとしたカフェなどがあり、意外にも過ごしやすそうな雰囲気。
と、思ったらコースに入ると普通に険しい道のり。
整備された環境で生きてきたシティーボーイにはなかなか厳しかった…。
歩きやすい靴と虫除けスプレーと大量の飲み物は必需品です。
まず最初にたどり着いたのが、「第三砲台」。
レンガ造りの建物と生い茂った緑のコントラストが異様な雰囲気を出しているエリアです。
建物の中は真っ暗で、不気味な涼しさ。避暑地としては最高のスポットでした。
この日は割と晴れた天気でしたが、光量がかなり乏しいのでISO感度増し増しは必須です。
この辺りは建物が広範囲で、なかなか探索できました。
良いポートレートが撮れそうな雰囲気ですが、被写体がおっさんしかいないのでモチベーションにそっと蓋をして次へ行きます。
山道を抜けると、さっきの不気味な雰囲気とは変わって潮風の気持ちいい明るいエリアが続きます。
この日一緒に行った友人に勧められて「サマータイムレンダ」を全話見てから行ったのですが、「影が〜」とか「ひづるさんが〜」とか「センター分け金髪ロングが〜」とか「竜之介〜」とか茶番をしながら周ると楽しいので、アニメを観てから行くのをオススメします。
崩れた建物があったり、廃墟の旅館があったり、草に侵食された家らしいものがあったり、とにかく非現実的な被写体がたくさんあるので、写真好きにはなかなか刺さるスポットだと思います。
僕らは朝イチの便で行って、(一部周れないエリアがあったものの)のんびり撮影しながら周っても昼の便で帰れました。
最初のセーブポイントで水分補給をしながらフェリーを待って、本土に戻ってから近くの商店で腹ごしらえをして帰路につきました。
ちなみに、看板猫のいる「先田商店」のマグロ漬け丼は、見たことない分厚さのマグロがたくさん乗ってて非常に美味なので絶対に食べに行った方がいいです。
最後に
今回もSIGMA fpとGRⅢで撮りましたが、やっぱりこういった撮り歩きには身軽な装備が良いですね。
あとGRの28mmとSIGMA fpに50mm単の組み合わせは、なかなか相性が良い気がします。
今回のような建造物や風景を撮る場合はもう少し広角側も欲しいので、ワイコンも気になるなぁ…
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