僕の”物撮り”を支えるコンパクトLEDライト「リトラトーチ」レビュー。

ACCESSORIES

写真系のブログにおいて定番ともいえる ”レビュー記事” 。

僕もブログを始めるようになってから、カメラとかその他のアクセサリー関係のレビューを書くようになりましたが、そのレビュー記事に必ずと言っていいほど必要になるのが、”物撮り” です。

製品のレビュー記事を書く以上、”どんな機能性があるのか” と同じくらい ”いかに美しい外観なのか” を伝える必要があると思っています。

僕は見た目にもかなりこだわるタイプなので、自分の使う物のカッコよさや美しさを伝えられるように、物撮りには意外と気を遣っています。

今回は、そんな僕の物撮りを支えてくれている「小さな相棒」を紹介したいと思います。

僕の小さな相棒、リトラトーチ

ブツ撮りは基本的に屋内で撮るので、部屋の照明だけでは光量が足りない事が多いです。

なら三脚立てて長時間露光したらいいじゃん?って話ですけど、それだと明暗差が強く出すぎたり、立体感が出しにくかったり…。

なので、物撮りをするときには部屋の照明以外に、明るさやコントラストの調整のために別の照明を用意する必要があります。

そこで、僕は「リトラトーチ」というコンパクトLEDライトを使用しています。

リトラトーチの概要

リトラトーチは、プロのライティング向けに設計されたコンパクトLEDライトです。

金属製の堅牢なボディーに10m防水と、かなりハードな使い方をしても大丈夫な造りとなっています。

また、ボディーがコンパクトだったり、充電はmicroUSBで可能だったり、三脚穴が設けてあったりと、汎用性も高くなっています。

また、後面はマグネットになっていて、金属に引っ付けることができます。

付属のマジックマウントと呼ばれる金属のプレートを使用すれば、金属以外の物にも引っ付けることができます。

ライトは4モードの切り替えが可能で、レベル1が100lmで4時間、レベル2が450lmで70分、レベル3が800lmで35分、レベル4が2200lmの点滅光で7時間 の動作時間となっています。

まぁ、小さなボディーからは信じられないような明るい光を出すことができます。

その他のスペックは以下。

  • 色温度:5700 K
  • 照射角:80°
  • 本体寸法:38mm×38mm×42mm
  • 重量:90g

ディフューザーやカメラマウント、Gopro用のマウント、ベルトクリップ、マグネット固定用の金属プレートなど、付属品もたくさんついてきます。

なぜリトラトーチなのか

コンパクト。

僕はブログ用の物撮りだけでなく、バイクの撮影を行うことも多いです。

しかも、仕事終わりに撮ることがほとんどなので、撮影は基本的に夜。撮影用に照明を持ち歩くのが必須となります。

でも、撮影のために大きな照明を持ち歩くのはもちろん嫌なので、僕の需要としては コンパクトで明るい という要素が必要となります。

となると、リトラトーチは完璧な需要を満たす選択となるわけです。

照射角がちょうど良い。

LEDフラッシュライトや作業用のワークライト、キャンプ用のランタンなど、撮影に使えそうなLED照明っていろいろあります。

でも、照射角が狭いと明るさにムラがあったり、広いと余計な物まで照らしたりと、僕の用途としては微妙な物が多い。

その点、リトラトーチの照射角は80°と狭すぎず・広すぎず、ちょうど良い照射角となっています。

バイクの撮影では、被写体を違和感なく強調するような撮影ができるので気に入っています。

便利。

さすが汎用性を追求しているだけあって、いろいろな使用方法ができます。

その中でも、セルカ棒とミニ三脚を組み合わせた使用方法 をよく使います。

リトラトーチには三脚穴がついているので、セルカ棒に取り付けることができます。

これで、カメラから離れずにいろんな角度から光を当てることができるし、バイクのような大きな被写体の上からでも光を当てることもできます。

一定の場所で設置して定常光にする場合は、セルカ棒の底面にミニ三脚を使用すれば簡易的なスタンドライトにすることができます。伸ばしすぎると不安定になりますが…。

ストロボ使ったらよくない?

いやー、ストロボって高いじゃないですか…。

それに、僕の用途的にはワイヤレスで使用する必要があるだろうし、そしたら他にも色々揃えないといけないし、荷物も増えるし、少しハードル高いんですよね。

たぶん僕みたいに、金銭的にも用途的にも、ストロボまでは必要ないって人は多いと思います。

LEDライトって簡単で使いやすいですしね。

リトラトーチの気になるところ

バッテリー持ちが悪い。

使用する環境にもよると思いますが、スペック上の動作時間よりも圧倒的に少ない印象です。

バッテリーを犠牲にしてでも、汎用性を追求するために小型化を図ったんだろうな…。

屋内での使用であれば給電しながら使えるので問題ないですが、屋外で使用する場合はモバイルバッテリーは必須だと思います。

熱い。

使用時間が長くなると、故障しないかと心配になるくらい本体が熱くなります。

説明書の注意書きによると、レベル3で10分使用すると、50℃以上にもなるらしい。

これに関しては、こまめに電源を切るようにすれば解決するけど、物撮りの時にいちいち電源を切るのはめんどくさい…。

小型化と放熱性はトレードオフの関係なので、仕方ないですが。

リトラトーチを使用して撮った”物撮り”

少しわかりにくいですが、上に載せているバイクの写真は、リトラトーチを補助照明として使用しています。

街灯だけでは光量が足りないシチュエーションでも、リトラトーチがあれば、ほとんどの場合どうにかなります。

こちらの記事で取り上げている ”バイクの黒抜き撮影” もリトラトーチを使用して撮影しました。

基本的に当ブログでのレビュー記事での写真もリトラトーチを補助照明として使用しています。

ちなみに、この記事のリトラトーチの写真は他のLEDフラッシュライトを使用しましたが、やっぱりなんか微妙でした…(笑)

レビュー用の写真が綺麗に撮れるのはリトラトーチの力があってこそです。

最後に

ここまで紹介したリトラトーチですが、実は最近「リトラトーチ2」なる後継機が発売されています。

初代のリトラトーチと比較して、防水性が強化されていたり、演色性(簡単に言うと、照明で物を照らした時の色再現度)が良くなっていたりと、マイナーチェンジが図られています。

長時間使用時の熱に関しては相変わらずみたいですが…(笑)

詳しいスペックは HP をどうぞ。

プロとかだと、リトラトーチを何個も使用した多灯ライティングでポートレートを撮る人もいるみたいですね。

旅行写真とかが中心のカメラユーザーには縁のない商品かもしれませんが、僕みたいに趣味でバイクとかのちょっとした作品撮りをするような人は持っていて損の無い商品だと思います。

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