ARTISAN&ARTISTのレザーハンドストラップ レビュー|上質さと使い勝手が両立した一品

ACCESSORIES

どうも@1ch_don)です。

X-Pro3の導入に伴って、新しいストラップを新調しましたので、今回はそのお話でも。

そのストラップというのが、「ARTISAN&ARTIST」というメーカーのレザーハンドストラップなのですが、
これが革製品の上質さもありながら、ハンドストトラップとしての使い勝手の良さも両立している製品だったので、紹介したいと思います。

はじめに

皆さんは、カメラのストラップはどのような物を使っていますか?

一般的にはネックストラップを使っている人が多いとは思いますが、

  • 首が疲れる
  • 歩くときにお腹の前でカメラが暴れるのが嫌
  • バッグに収納する時に邪魔になる
  • ローアングルや手を伸ばして撮りたい時に、わざわざ首から外すのが面倒

という理由で、僕はあまりネックストラップが好きではありません。

以前までメインカメラとして使用していたX-H1では Peak Desing の CaptureとCluch を組み合わせて使用していました。

Cluchはほぼ握力を使わずにカメラをホールドすることができたので快適性はかなり高かったのですが、如何せんX-Pro3にはあまり似合わないし、シャッターの位置的に操作性もあまり相性が良くありません。

一応、僕が唯一使用しているネックストラップも使用してみましたが、Hidden LCDの使い勝手的にネックストラップとの相性も微妙だなと感じ…

そこで結局ハンドストラップを探していた時に見つけたのが、ARTISAN&ARTISTのレザーハンドストラップでした。

前置きが長くなりましたが、本題に入っていきましょうか…

ARTISAN&ARTIST レザーハンドストラップの概要

正式な製品名は「ライカM型用の片吊りハンドストラップ ACAM-290」というもの。何であえて ”ライカM型用” なんだろうか…

製品自体は綺麗な化粧箱に入っていて、もうすでに高級感があります。

僕はX-Pro3の色に合わせて「ブラック」を購入しました。この他にも、レッド・ブラウンがラインナップされています。

製品の概要は以下。

材質イタリアンレザー(牛側)
サイズ L:330 × W:9 × T:3(mm)
重量約20g

先端は金具がカメラに当たって傷を付けないように当て皮がされています。
ストラップ自体は面同士が重ねられた構造ではなく、V字に広がるような構造になっています。

裏面は濃いブラウンで、メーカーロゴはシルバーの箔押しとなっています。安心の”made in japan” クオリティです。

革製品のクオリティーを左右するともいわれているコバ(側面の切断面)は職人が1本1本加工しているらしく、皮が毛羽立っているようなことは無く綺麗に仕上げられています。

X-Pro3に装着するとこんな感じ。

ストラップ自体はかなりシンプルですが、チープな感じは微塵も無いので、X-Pro3にはかなり似合っていると思います。
というか、このストラップ、カメラに付けるとめちゃくちゃカッコいいな。

X-Pro3専用のハンドグリップと組み合わせることで、僕のX-Pro3は完成形になります。

使用感

手を通しやすい構造が◎

一般的なハンドストラップは平らな面が重ね合わせて作られることがほとんどで、ちょっと手を通しにくかったりするんですよね。

このストラップは、根本の部分からV字に広がるような構造になっているので、ニュートラルな状態でも手を通しやすくなっています。

この構造がPeak DesingのCaptureと相性が良さそうだなと思って購入したんですけど、カメラを持った時の手の通しやすさはかなり気に入っています。

ローアングルでの撮影がしやすい

ハンドストラップと言うと、Peak DesingのCluchのように手でホールドするものもありますが、
そのタイプのハンドストラップって、ローアングルの撮影などで手が窮屈なポジションになったりするんですよね。

このストラップの場合、ただ手首に通しているだけなので持ち方の自由度が高いことも一つのメリットだと思います。

X-Pro3のHidden LCDなんかはローアングルで撮りたくなることが多いので、手のポジショニングに気を使わなくていいのは結構楽です。

収納する時に邪魔にならない

ネックストラップと比べてハンドストラップはコンパクトなので、防湿庫やカメラバッグに収納する際に邪魔になることがほとんどありません。

写真のようにレンズに通しておくと無駄に場所もとらないし、見た目的にも収まりが良いですよね。

ネックストラップをボディに巻いたり、カメラバッグの中でクシャクシャになるのがあまり好きではない僕にとっては、ハンドストラップってとてもストレスフリーな存在です。

製品クオリティがとにかく良い

このハンドストラップは、高品質なイタリアンレザーが日本で加工・縫製されています。

革の独特な風合いももちろんですが、ジャパンメイドのクオリティも所有感を満たしてくれます。

特にこの製品は、革の匂いやしなやかさ、縫製の丁寧さ、コバの仕上げ、どれを取っても高級感があり、”良いモノを使ってるな” という感じ。

ハンドストラップにしては少しお高い価格設定ですが、満足度はかなり高い製品です。

ホールド感の向上は期待できない

Peak DesingのCluchのように手の甲に通すことでホールド感を上げるハンドストラップもありますが、
このハンドストラップは手首に通すだけなので、あくまでカメラの落下防止のためのものであり、ホールド感の向上には期待できません。

もちろん、写真のような状態から手を放してもカメラが落下するようなことは無いので、ストラップとしての機能は十分かなと思います。

最後に

”カメラを携帯する” という点では圧倒的にネックストラップの方が有用ですが、撮影時の自由度やカメラとの一体感の高さはハンドストラップも引けを取っていないと思います。

「ARTISAN&ARTIST」のレザーハンドストラップは、モノとしての完成度の高さや高級感から所有も満たしてくれる最高の製品です。

一眼レフのようなカメラには少し似合わないかもしれませんが、クラシカルな外観のFUJIFILMのカメラやコンパクトなカメラにはよく似合うと思うので、オススメです。

丼

ハンドストラップを使ってる人ってあまり見ないけど、使ったことない人には一度この快適さを体験してみて欲しい!

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