iPad mini 6 レビュー|テキストワークから写真編集までタフに使えるコンパクトタブレット

COLUMN

写真の編集からこのブログの記事作成まで、今までは「iPad Pro 11インチ」を使ってきたが、それを今回「iPad mini 6」に乗り換えた。

11インチからサイズダウンすることで、これまで行っていた作業がどれくらい変わるのかが心配だったが、今回はその使い勝手についてレビューしていきたい。

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iPad mini 6 の簡単な概要

iPad mini 6」はiPad miniの第6世代目となる機種だ。
前モデルは何かと気になるポイントが多くて購入を見送っていたが、第6世代となり様々なアップデートが加えられた。

容量64GB、256GB
重量(+ Cellular)293g(297g)
ディスプレイ8.3インチ
チップA15 Bionicチップ
カメラ12MP

外観はホームボタンが廃され、最近のApple製品らしいスタイリッシュなデザインとなった。

サイズの割にはベゼルが少し目立つ気もするが、許容範囲だろう。

ロック解除はTouch IDで、レスポンスも良好。音量ボタンは上部に配置されており、画面の向きに対応してアップダウンが切り替わる仕様。

そして、端子が念願のUSB-Cとなった。
充電や外部ストレージなどとの接続が快適になって、これだけでも購入理由になるほどだ。

詳細なスペックなどは 公式HP や他の方のブログを参考にしてもらうとして、筆者が実際に使ってみた感想などを書いていこうと思う。

ブログなどのテキストワークはできる?

ネット上のレビューでは、iPad miniでのテキストワークはキツいというレビューも多く、iPad miniでブログも書きたいと思っていた筆者としては買い替えを検討していた時に一番気になった部分でもある。

実際に使ってみた結論としては、個人的には十分実用レベルだと思っている。

とは言っても、最低限使いやすいキーボードは必須かと思う。当然、マウスなどがあればなお快適だが、Apple Pencilでも代用可能だろう。

iPadに最適なキーボードは?|”Magic Keyboard”を「iPad用」から「Mac用」に買い替えた理由
“iPadで使うキーボードって、どれが最適?” と悩んだこと...

このブログは「WordPress」を使っているが、各コマンドが小さかったり、縦向き使用では画面表示の切り替えが多いなど気になる部分もあったりするが、
普通にテキストを打って写真を貼ってという作業自体は問題なく行える。

実際、iPad miniになってからいくつか記事を作成したが、特に作業効率が悪くなった感じはしない。

スプリットビューはかなり小さくなってしまうため、複数の画面を開きながらテキストを書くことが多い場合は、iPad miniでのテキストワークは不快の極みかもしれない。

iPad miniでのテキストワークはユーザーによってかなり感想が変わりそうだが、このブログ程度のレベルであれば全然書けると思う。

ただ、当たり前だが、ノンストレスというわけではないので、テキストワークを日常的に行う人には全くオススメはできない。

気になるポイントまとめ(WordPress)
  • コマンドが小さい(マウスが欲しくなる)
  • 縦向き使用では画面の切り替わりが多い
  • 横向き使用では表示行数が少なくて、前後の確認がしにくい
  • スプリットビューでの記事作成には不向き

Lightroomでの写真編集は?

写真編集に使っている「Lightroom」では、さすがに8.3インチのディスプレイだけあって写真の表示はもちろん、UIなども小さい。

かと言って、使いにくいかと言うと意外とそんなことはない。
例えば、少ないリーチで目的の項目までたどり着けたり、写真の全体的な雰囲気が確認しやすいといった、画面が小さいこともメリットに感じる部分はあったりする。

ハイエンドモデルほどではないが高性能なチップを積んでいるだけあって、2400万画素程度のRAWデータは、パラメーターの変更やApple Pencilでのマスク処理なども遅延などを感じることなくサクサク動く。
書き出しの速度も特に遅いと感じることはなく、非常に快適だ。

iPad miniはハンドリングがかなり良く、快適な作業環境がなくても、いつでもどこでもくつろいで編集作業ができる。
手元で気軽に編集作業ができる携帯性はiPad miniのメリットだろう。

総じて、写真編集に関しては特に不満点はない。

Apple Pencilを使ったメモやイラストは?

iPad ProシリーズとiPad miniでは「ProMotion(画面のリフレッシュレートが120Hz)」の有無でApple Pencilの追従性が異なる。

たまにイラストを描く程度の筆者でもこの差は明らかにわかる程だ。
言うまでもなく、本気でイラストを描くならサイズなども含めてProMotionが採用されているProシリーズ一択だろう。

ただ、暇つぶし程度にイラストを描くくらいなら全然不満になるほどではない。

メモに関しては、リフレッシュレートの違いが気になることはほとんどなく、miniのサイズ感が絶妙に扱いやすいため、メモ作業に使うことが多いならminiが有利だ。

やっぱり、このサイズ感が絶妙

左:iPad mini、右:iPad Pro11インチ

iPad miniを使っていて良いなと思ったのが、なんと言っても片手でもホールドできるサイズ感だ。

11インチiPad Proを購入した当時はサイズ感とスペックのバランスが最高!と思っていたのだが、実際に使ってみると意外と大きくて重かった。
そのため、タブレットとしてネットサーフィンをしたり動画を観たりといったコンテンツ消費にはあまり使わなかった。

一方でiPad miniは、良い意味でスマホ感覚で気軽に(手軽に)使うことができる。

11インチクラスのiPadは、PCライクに使えたり、クリエイティブな作業などでも万能に使えるが、miniの方がより生活に馴染むタブレット端末という感じがする。

最後に

サイズが小さいことによるデメリットも懸念していたが、実際にいろんな用途で使ってみると非常に扱いやすい機種となっていた。

用途によっては多少の妥協は必要かもしれないが、筆者のように「ライトなクリエイティブ作業」+「コンテンツ消費」に使うのであれば、かなりピッタリなタブレットだと思う。

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